TOMOYO LINUX用のkernelコンパイル続き

Vine Linux用のMakefileでは、素のkernel sourceでもなぜかコンパイル失敗。
パッチ済の場合よりも進むのですが、drm.oまわりでエラーになってしまう。
今回の環境では不要なモジュールなのでmake menuconfigで外す。
あと、念のため、kernelコンパイルからLILOへの組み込みまでは、Vine Linuxのマニュアル通りに進めてみる。

# make distclean
# make menuconfig
 File SystemsセクションでSAKURA support、TOMOYO support、SYAORAN supportを有効にする。
 Character devices - Direct Rendering Managerセクションを無効にする。
# make dep clean bzImage modules modules_install

無事TOMOYO LINUX用のkernelがコンパイルできたので、initrdの作成、/bootへの展開、LILOの設定を行う。

# /sbin/mkinitrd /boot/initrd-2.4.31-0vl1.8-ccs.img 2.4.31-0vl1.8-ccs
# /sbin/installkernel 2.4.31-0vl1.8-ccs arch/bzImage System.map
# vi /etc/lilo.conf
 linuxccsのエントリーをつくる
# /sbin/lilo

うちのCF-B5FRの場合は、OS Loaderによるデュアルブート環境のため、ブートセクタをコピーしておく。
LinuxとWindows 2000を共存させる
そして・・・無事TOMOYO LINUXのkernelで起動しました。
その後、ポリシー設定を始めたところです。