地方におけるLTE

今回の会場の軽井沢もそうですが、先行者docomoがどうも不甲斐ない感じで・・・。*1
主要都市部の周辺でも、まだまだエリアが途切れ途切れで、面展開できていない場所が多いですね。
あと、拡大予定エリアも2.1GHz帯と800MHz帯がどっちつかずな感じで、戦略がよくわからない。。。
docomoからiPhone説が出ていますが、このままでは、800MHz帯がバッチリな分、auの方がましということになりそうですね。
SoftBankグループに関しては・・・興味がなくてすみません。

*1:会場はXiエリアの端みたいです

軽井沢における高速データ通信

各社とも後回し気味で、例年、他の会場より恵まれていないのですが・・・。
LTE等に関しては、次の通りみたいです。

docomo Xi 2.1GHz
 軽井沢駅付近の小セルしかないので、会場では厳しいかも?
docomo Xi 800MHz
 なし
au LTE 800MHz
 問題なく使用可能そう。
au LTE 2.1GHz
 軽井沢地籍と長倉地籍、長倉離山地籍の3局しかなさそうなので、会場で入ったらラッキーというくらいですね。
SoftBank LTE 2.1GHz
 問題なく使用可能か?(マップ上に穴があるので、薄い可能性あり)
SoftBank AXGP
 軽井沢駅付近にポッカリ穴があって怪しいですが、会場付近はエリア内なので、入れば使えそう。
emobile LTE 1.7GHz
 軽井沢駅の南側から大きいセルで吹いているので、問題なく使用可能か?(薄い可能性あり)
UQ WiMax
 町内はエリア内ですが、全般に薄いので、入れば使えそう。

昨年はLTEが全くない状況だったことを考えると、ずいぶん良くなりましたが、長野県内全般にdocomo Xiのエリア展開が遅くて、他社に追い抜かれているのが気になります。
しかも、拡大予定エリアも面展開できていない地域が多く、なぜ?という感じ。
地域によっては、あのエリアが狭いといわれるau LTE 2.1GHzと大差がないという。。。

あと、意外にSoftBankが健闘していますが、テザリングに優しくない(笑)キャリアなので、選択肢に入るかどうか。。。

個人的には、Xiが使えれば・・・と思っていたのですが、auandroid機を調達しようかと検討中です(苦笑)。

長野市付近のLTE状況その2

少し状況が変わったようなので、最新情報です。

  • docomo(2GHz) その後、一気に市街地の大半がカバーされたので、千曲川を渡ったところから、1日目の勉強会場まで大丈夫そうです。戸隠は、さすがに無理みたいです。
  • docomo(800MHz) 2GHzとの重畳状況は不明ですが、800MHz単独で開通しているエリアはなさそうです。
  • au(iPhone, 2GHz) ほとんど変わらず。マップは公開されていませんが、長野駅付近から三輪付近まで置局があるみたいなので、1日目の勉強会場までは何とかなりそうです。
  • au(android等, 800MHz) ほぼ長野市内フルカバー、戸隠も使えます。長野新幹線も、一部を除いて大丈夫のようです。
  • SoftBank(iPhone, 2GHz) 市内南部が使えるのに、長野駅の直前で途切れてしまい、その先は未開通という状況は変わっていないようです。稼働を始めていればラッキー、そうでない場合は3Gで我慢モード?
  • SoftBank(AXGP) 郊外で、飛び飛びにエリアが広がったみたいですが、中心部は長野駅の東側の基地局しかないようなので、長野駅付近でしか使えないようです。
  • emobile ほとんど変わらず。旧市街地の主要部がカバーされているので、1日目の勉強会場までは大丈夫そうです。

docomo(2GHz)が一気にエリアを広げました。(ようやく市街地全域がエリアになって、emobileより広域で使えるようになった)
docomoの場合は、今年の夏モデルまで2GHz専用機を販売してきた以上、FOMAの帯域を絞りながら2GHzでエリアを広げなければならず、調整も含めて手間取っている可能性もありますが、首都圏等の大都市の速度低下対策に投資の重点度を置いているのかもしれません。

auの場合は、800MHzのandroidは広いエリアを満喫できますが(戸隠でも使える模様)、2GHzのiPhoneの場合はちょっと辛そうですね(辛うじて1日目の市街地の行動範囲がカバーできる範囲)。
もともと、長野市ではCDMA2000の2GHz局があまり多くなく(旧市街地の中心部でしか吹いていない)、2GHzのLTEを広く展開するのは大変なのかもしれません。
また、次世代のiPhoneではLTE 800MHzに対応する可能性があり、LTE 2GHzは高トラフィックエリアを中心にする戦略なのかもしれませんね。

SoftBankが中心部で全く使えない状況は変わらないようです。
前回記事の時点よりエリアが広がったAXGPでも似たような傾向があるので、通信回線不足等、それなりの理由がありそうです。
某社長がいっている通り、エリクソンノキアシーメンスの対応基地局なら、ソフトウェア更新で 3G基地局LTEを重畳させられるはずなので。

emobileに関しては、あまり基地局も多くなさそうですが、市街地中心部からエリア展開している分、SoftBankよりも使い勝手が良さそうです。
現時点のマップだと、SoftBankemobileのエリアがあまり重ならないです(笑)。

UQ WiMaxは昨年同様で、戸隠も含めて使える広いエリアですが、LTEほど建物内への浸透性が良くないので、使えればラッキーぐらいで。